はるか昔。
邪悪な意志により復活を遂げた大魔王は、
自らを究極の生物に進化させようとしていた。
しかし、根絶やしにしたはずの勇者の子孫は生きていた。
大魔王の野望は彼らによって打ち砕かれ、
世界には平和が訪れていた・・・。
───それから数百年。
広大な土地を旅する父と子の姿があった。
何故父は苦悩のたびを続けるのか?
天空の血を引いたはずの勇者の行方は?
あなたの冒険がいま、はじまろうとしている・・・。
新作が発売されるたびに社会現象を引き起こし、
人々の注目の的になったRPG「ドラゴンクエスト」シリーズ。
本作は、1992年に発売された第5作目をPlayStation2用にリメイクしたものだ。
前作をプレイした人でも新鮮に感じるさまざまな工夫がほどこされているのが特徴。
父親とともに旅を続ける主人公がやがて青年へと成長し、
親子三代にわたって語られる冒険の物語。
ゲームプレイの最も重要な分かれ道として、
究極の選択を迫られるエピソードを盛り込んでいたのが懐かしい。
もちろん、はじめてプレイする人はその壮大なストーリーに驚かされることだろう。
シナリオ・ゲームデザインに堀井雄二、
キャラクターデザインに鳥山明、音楽にすぎやまこういちと、
制作スタッフはおなじみの黄金トリオだ。
これにアートディレクションの眞島真太郎が加わり、
新たなドラゴンクエスト像を提示している。
本作で最も変化しているのは、最新の技術で描かれるグラフィック。
フィールドだけでなく、モンスターなどのキャラクターも3D化されており、
プレイのしやすさに加えてゲーム世界の迫力やモンスターたちの
ユニークな動きを再現することに成功している。
丸みを帯びた地平線で実感できる世界の広さや、
戦闘中に眠ったり逃げ出したりするモンスターのアニメーションが
ゲームを盛り上げてくれるだろう。シリーズ初のNHK交響楽団演奏となる
オーケストラ音楽をゲームに採用している点にも注目したい。
なお、同梱の「『ドラゴンクエストVIII』プレミアム映像ディスク」には、
世界初公開の『ドラゴンクエストVIII』の最新映像を収録している。
※転載元:Amazon.co.jpより